2021/1/4
水道橋のオフィス緑化
ウエスタンレッドシダーの外壁が特徴的な住宅に合わせ、ドライな雰囲気のエクステリアと植栽をデザインした。
住宅の周りのレベル差を解消するため、じゃかごとコルテン鋼を使って土留めをし、グラス系の植栽をメインに乾燥地帯のような雰囲気の植栽をしている。
ワイヤーメッシュのカゴの中に割栗石を詰めた「じゃかご」は別名ガビオンとも呼ばれ、土の流出を防ぐために公共事業などでよく使われている。
カゴの中に入れる割栗石の色味や質感にこだわり、建物との調和を図った。
錆びた鉄板はコルテン鋼という、錆びることによって内部の腐食を防ぐ特殊な鋼材で、今回は特殊な加工をして均一に錆びさせてから設置をしている。
あまり日本では見かけないが、欧米ではランドスケープでよく使用されおり、錆びた色味や質感が植栽との相性も良く、耐久性も高いことから、外構との相性の良い素材だ。
【使用した植栽】
カレックス、スティパ、ゴンフォスティグマ、ウエストリンギア、カリオプテリス、フェスツカ・グラウカ、ラベンダー、ペニセタム等
物件名 | 八潮の庭 |
---|---|
プロジェクト名 | 八潮の住宅1 |
場所 | 埼玉県八潮市 |
種別 | 住宅 |
工事内容 | 植栽 ガビオン コルテン鋼土留め |
施工面積 | 50㎡ |
建築設計 | 空間計画提案室 |
植栽後3年経過
植栽後3年経過
植栽後3年経過
ガビオン
スティパ
ゴンフォスティグマ
ウエストリンギア